アメリカ軍岩国基地(山口県岩国市)周辺のフッ素化合物、PFASを継続して調査している市民団体が20日、4度目の結果を発表しました。今回も国の指針値を上回りました。

調査したのは「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」です。2024年10月から半年ごとに調査していて、これまでと同じ基地北側の遊水池で同じ条件のもとで採水しました。
採った水は東京都の農民連食品分析センターで分析してもらいました。その結果、PFOAとPFOSを合わせたPFASの値が1リットルあたり84.5ナノグラムで、国の指針値50ナノグラムを上回りました。過去3回の調査でも指針値を超える値を示しています。
調査した団体は「採水地点では長期間にわたり恒常的にPFASによる汚染が続いている」とみていて「汚染源は岩国基地にあると考えることが妥当」としています。
理由として「周囲に岩国基地以外に汚染源となる施設がないこと」「岩国基地で過去PFOSを含む泡消火剤が長期間使用されてきたこと」「全国の軍事基地周辺でPFAS汚染が確認されていること」を挙げています。
瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク 久米慶典 共同代表
「少なくともPFASを長年使ってきて地下で相当の汚染がある。その汚染がですね徐々に徐々に年月とともに出てきているというふうに考えるのが当然ではないかなと」
今後も調査を続け、国や県、市に恒常的なPFAS汚染への対応を求めたいとしています。













