関東で発生している連続強盗事件に関わったメンバーが関与したとみられる事件の裁判が17日、山口地裁であり、法廷で事件のいきさつが明かされました。
2022年11月、山口県岩国市の会社役員の男性(61)の家に侵入し、金品を奪おうとした5人組。カッターナイフで脅すも、日本刀を向けられて現場で取り押さえられた東京都江戸川区の男(26)は、日当100万円の“闇バイト”に応募して、犯行に及びました。
起訴状などによると男ら5人は、名前も分からない指示役と共謀し、去年11月7日、山口県岩国市の会社役員の男性の家の鍵がされていなかった窓から侵入。家にいた家族らにカッターナイフを示しながら「殺すぞ」などと脅迫するなどして、両手首を結束バンドで縛るなどの暴行を加え金品を奪おうとした、強盗未遂と住居侵入の罪に問われています。男性は自宅にあった日本刀を持ち出すなどして抵抗し、男はその場で取り押さえられました。他の4人は逃げましたが、岡山県や広島県で逮捕されました。