大手アパレルブランド「MANGO」を創業したスペインの富豪の死をめぐり、事態が急展開しました。2年後に逮捕されたのは、富豪の息子でした。
ジャスティン・ビーバーさんの妻、ヘイリー・ビーバーさんがモデルを務めるスペイン発のアパレルブランド「MANGO」。
地中海を思わせるリラックスした雰囲気にトレンドを取り入れたデザインが人気で、世界の120を超える国と地域で2900店舗以上を展開しています。
ブランドの創業者、イサク・アンディック氏。2年前、バルセロナ近郊でハイキング中におよそ100メートル下の谷に転落。“不慮の事故”で命を落としたとみられていました。
ところが、19日、イサク氏の死に関与した疑いで逮捕されたのは、取締役副会長のジョナサン・アンディック容疑者。イサク氏の息子でした。
ロイター通信などによりますと、ジョナサン氏は当時、イサク氏と一緒にハイキングしていて、救急隊に転落を通報。“唯一の目撃者”とされていました。
記者
「首都マドリードの繁華街にも、巨大な広告を構えるMANGO。その家族の逮捕劇に衝撃が走っています」
市民
「ニュースが出た時から疑わしかったのよ」
「形跡から判断する限り、単なる転落事故ではなかったようですね」
「父親を殺すなんて常軌を逸してるけど、お金が絡むと人は正気を失うからね。何だってあり得るでしょう」
捜査当局によりますと、ジョナサン氏は調べに対し、転落当時の状況に関する説明を変えているほか、事件現場を事前に3回訪問していたこともわかったということです。
親子の間に一体何があったのでしょうか。
捜査当局
「金銭に執着するあまり、父親に生前の相続を要求していた」
捜査当局は、事件の背景に金銭をめぐるトラブルがあった可能性を視野に調べをすすめています。
ロイター通信の取材に対し、家族側の広報担当者は、家族は無実を信じており、ジョナサン氏は捜査に全面協力しているとしています。
ジョナサン氏は保釈金100万ユーロ=およそ1億8000万円を支払い、すでに保釈されましたが、世界的なブランド創業家をめぐる捜査の行方が注目されます。
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