視覚だけに頼らず手で触れることで、対話するように作品を楽しむ展覧会が、萩市で開かれています。
展覧会「さわるかたちみるかたち」は、触れることで作品と対話してもらおうと、東京芸術大学などが企画しました。東京芸大の学生による作品で、「原型」と、スキャナーで読み取りデジタル技術で色を付けた「完成品」の20組が展示されています。

東京芸術大学 美術学部 山崎宣由教授
「触れるというのが、目で見るよりも情報が多いのではと思っていて、こういうスタイルのほうが楽しいのではと思い、その方向にデレクションしているというのがあります」

学生のデザインをもとにした、萩焼作家による作品もあります。見るだけではない鑑賞方法で、これまでとは違う萩焼の可能性も感じられます。
来場者
「ここはすべすべで、ここは硬くてざらざらで、立体的に自分の感覚、思っていたものと実際違ったものが、触ることによって得られる。それがすごくおもしろい」
作品をデータ化しているため、新たな商品開発などにもつながると期待されています。目の不自由な人と美しさを分かち合う、コミュニケーション方法の一つにもなっています。
企画に協力した視覚障害者「アイズ」三輪瞭CEO
「分からない、伝わらないと自分の中で思い込んでしまっている部分がある中で、今回の取り組みは、そこを取り払うきっかけになるのではと、そういう意味での可能性として」
展覧会は4月29日まで萩市の萩・明倫学舎で開かれています。













