多くの被害が出た東日本大震災から15年。そのような中、山口県内にも防災を「自分ごと」として考えてもらおうと、奮闘する人たちがいます。

生活に密着した出前授業を通じて、災害という非日常と日常をつなぐ。試行錯誤を続ける大学生の取り組みです。

家庭科の授業で防災を

家庭科の教員を目指す山口大学教育学部の学生たち。ことし1月、山口市の山口農業高校で出前授業を行いました。

避難所の運営をテーマに、自分たちにできることをグループで話し合います。

東日本大震災で津波に襲われ、一命を取り留めた福島県いわき市の小野陽洋さんがオンラインで自身の経験を語りました。

当事者の声を直接聞くことで、生徒たちに防災を自分ごととして捉えてもらおうと学生が企画したものです。

高校生
「災害とか受けたことないからあんまりそういう意識はなかったけど、対策はちゃんとしたほうがいいなと思いました」

山口大学教育学部3年 宮本怜和さん
「災害が比較的少ない山口市では自分ごととして捉えにくいかもしれないんですけど、小野さんの話を聞いて自分ごととして捉えることができるようになったという生徒が多くてちょっと安心しました」