再開発が進められてきた山口市のJR新山口駅北地区でホテルやマンションなど4棟が完成し18日、式典がありました。

新山口駅北口の広場で行われた式典には、関係者などおよそ30人が出席しました。

マンション建設担当 エストラスト 笹原友也会長
「本日がこのまちの新たな出発点となり、さらに魅力あるまちへと成長し発展されることを切に願っております」

ホテルと分譲マンション、賃貸マンション、オフィスビルのあわせて4棟が完成しました。

再開発事業は建物の老朽化や景観などの問題からおよそ30年前に計画が浮上し、地権者が組合を設立して2023年7月に工事が始まりました。

賃貸マンションとオフィスビルの1階はテナントで、それぞれ飲食店が入居しています。

新山口駅北地区市街地再開発組合 石田光一郎理事長
「駅の整備もあって駅前空間が明るくて開放的な空気感に変わってきている。過ごしやすい駅になってきたし、そういったものがどんどん周りに拡大していくことを望んでいます」

分譲マンションはすでに9割の入居が決まっていて、7月にオープンしたホテルもほぼ満室の状態が続いているということです。

新山口駅の北口には2021年に山口市の産業交流拠点施設「KDDI維新ホール」もオープンしています。