関門海峡を挟む山口県下関市と福岡県北九州市のエリアが持続可能な観光地として世界のトップ100に選ばれ8日、地域で観光振興に取り組む団体が下関市長に報告しました。
報告したのは下関市と北九州市で観光振興に取り組む観光づくりの法人、関門DMOです。関門エリアが「世界の持続可能な観光地100選」に選ばれ、9月にパリで行われた表彰式に関門DMOが招かれました。
関門DMOはトンネルや橋など本州と九州とを結ぶ交通インフラに着目し活動しています。ふだんは見られないトンネル内を案内するなど、インフラツーリズムと呼ばれる施設体験ツアーを実施し地域の魅力を高めたことが評価されました。
関門DMO 末吉春香 ディレクター
「私たちがこれを機に誇りを持って、この地域をもっと愛して、この地域をもっと発信していけるようになればいいのかなとと思っています」
主催したグリーン・デスティネーションズは、持続可能な観光に取り組んでいる地域を認証する国際機関です。
関門DMOはさらに認知度が高まるよう、外国語の案内看板などを充実していきたいとしています。