山口県周南市の周南公立大学で卒業式がありました。
前身の、徳山大学最後の世代が巣立ちました。

卒業を迎えたのは、経済学部と福祉情報学部の134人です。
周南公立大学は、2022年に前身の徳山大学から公立化し、2024年度からは新たな学部が設置されました。
卒業生のほとんどは徳山大学最後の入学生で、公立化を見守った世代です。
高田隆学長が「大学で培った変化に対応する力を生かして自信を持って未来へはばたいてほしい」と激励。
卒業生代表の稲上未夢さんが決意を述べました。

福祉情報学部・人間コミュニケーション学科稲上未夢さん
「周南公立大学生であった誇りや学び、経験を糧に新たな目標を掲げて未来へまい進していきたいと思います」
卒業生のうち37.5パーセントが山口県内の企業・団体へ就職が決まっています。
14パーセントは、周南、下松、光市への就職です。
春から市内で就職
「楽しいこととかいやなこと、いろいろあったんですけど、どっちもよかった日々でした。そういう変化も楽しかったので、僕的にはよかったです」
春から県内で就職
「ここで出来たつながりとか、仕事場でのつながりとか大切にして、誠実に生きていきたいと思います」

思い出の詰まったキャンパスに別れを告げ、社会へ、新たな一歩を踏み出しました。