■ 今後の課題は

山形県で報告された家庭内での高齢者虐待のうち、およそ4割が息子によるもの、さらに虐待する人の半数が無職という事実は衝撃でした。

生活が困窮しながら高齢者とともに暮らしている場合に、虐待という行動に出てしまう可能性が高まることもわかりました。

県民の高齢化が進行する中で、高齢者自体を虐待から守るという視点だけではなく、高齢者と暮らす家族の生活の安定という視点でも支援をしていく必要性があることを示すデータとなりました。