村山市産のモモの主力品種「川中島白桃」の品評会が、道の駅むらやまで開かれました。

この品評会は村山市産の高品質なモモをPRし、さらなる品質向上や販路拡大につなげようと3年前から行われているものです。



今年は村山市で栽培された全国的に人気の高い品種「川中島白桃」の5キロ詰め10点が出品され、県やJA関係者、東京の市場関係者などが審査しました。

審査の基準は10項目で形状や色、熟度や玉揃いなどを入念にチェックします。審査の結果、最優秀賞には村山市楯岡の大山拓也さんのモモが輝きました。

今年はモモ栽培を行う農家にとっても厳しい環境だったということです。



審査委員長 県村山総合支庁北村山農業技術普及課 工藤信 課長「7月には記録的ともいうべき高温に加えて雨が降らない。(農家の方々は)着色管理や灌水等々、非常に苦労されたのではないか」

厳しい気候の中、今回出品された「川中島白桃」は大玉で着色もよく、さらに雨が少なかったため糖度が高くなっているということです。

東京青果 小野塚大悟 副部長「全国的にもモモの需要が増えてる中で福島県に続く産地ということで山形県特に村山産については品物の評価も高い。関東での市場の消費者の期待は非常に多く感じている」

きょう出品されたモモは品評会の後すぐ5000円で販売されました。



モモを買った宮城の人は「山形って果物何でもおいしいので楽しみにきてます。家族で(食べます)孫に食べさせる。ふふふふ」