横断歩道を渡っている途中に車にはねられ、意識不明の重体となった女子中学生は、8月31日の時点で、容体が変わったとの情報はありません。今も意識不明の状態とみられます。

交通事故は、発生から24時間以内に死者が出ると「死亡事故」として扱われます。今回の事故は発生から丸3日が過ぎていることから、通常はねられた人の容体などが関係者から明かされることはまれですが、TUYは取材を続けています。

それは、「交通ルールを守る重要性」を改めて考えさせられる事故だからです。そして、我々の報道を受けて、なんとか助かってほしいと願う人が大勢いるからです。

事故はいずれもわざと起きるものではなく、不可抗力の要素が多いことは確かです。が、「少しの注意」で防ぐことができたという要素があるのなら、それをハンドルを握る人すべてが共有するべきではないかと思います。