※サムネはイメージ
少子高齢化や教師の労働状況改善など様々な問題に絡み、部活動の地域移行やクラブ活動化が全国的に進められるようになってきた。こうした情勢の中で、指導者の在り方が問われる事件が起きた。
山形地方裁判所鶴岡支部。
陸上クラブの指導者として活動し、地域で信頼されていた男は、なぜそのような行動に出たのか。
詳細が明らかにされる、初公判の日がきた。

7月18日。
この不同意わいせつに関する裁判では、被害者が被害を訴える難しさが浮き彫りとなった。
法廷にいたのは、65歳の男(逮捕当時は64歳)。
鶴岡市の会計年度任用職員として働きながら、スポーツの指導者として地域で活動していた。
今回の不同意わいせつ事件はそんな場で起きた。
男が指導していたのは、地元の子どもたちが通う”クラブ活動”だった。