雨が少なく気温が高い日が続いたことで、小国町ではおとといから夜間の給水制限が行われています。
町民プールも今シーズンは水を張らないことにするなど、水不足の影響が出ています。
小国町役場によりますと、今年は6月以降に町内に降った雨の量が去年・おととしに比べ半分以下になっているということです。

大塚美咲アナウンサー「小国町、明沢川です。水不足の影響で、川の水位も川底が見えるほど下がっています。近くの住民によりますと、普段であれば下に見えます岩場もすっぽりと隠れるほど水があるということです」

雨の少なさに加え夏の暑さにより水の使用量も増えていて、水源池の水位が例年よりも低く、満水時に比べると半分を下回っているというです。
小国町では今後もまとまった雨が期待できないとして、給水制限を始めました。

制限は午後10時から午前5時の間に行われていて、通常時から2割程、給水を減らしています。
この給水制限によって夜間の水源地の水の回復量が1割程度増えているということです。
小国町 伊藤鉄哉 地域整備課長「雨が安定して降ってくれないと(復旧の)予測がつかないというのが実際のところ」
