河北町から県立の病院がなくなりますが、河北町をはじめ西村山地域の住民へのフォローは、今後検討されるということです。
西村山地域にある県立河北病院と寒河江市立病院の統合再編について話し合う協議会が、きょう寒河江市で開かれ、新たな病院の建設予定地は、寒河江市の陵東中学校敷地に決定しました。
県と寒河江市や周辺自治体は、県立河北病院と寒河江市立病院を統合再編し、新たな病院を建設する話し合いを進めてきました。
きょうは第二回の協議会が開かれ、最終候補地3つの中から、新病院の建設場所が寒河江市の陵東中学校敷地に決定しました。
新しい病院の運営は県と寒河江市が担うことも確認されたほか、会議に出席した吉村知事と齋藤寒河江市長は、建設場所が決定したことについて、立地条件もよく中核病院として十分に機能できるとの意見で一致しました。
なお県は、河北町をはじめとした周辺自治体の住民へのフォローをどうするかは今後検討するとしています。また河北病院跡地の利活用は、今のところ白紙だとしています。
新病院は2031年の開院を予定しています。