■乱用者の中には高校生も...
県警本部 刑事部組織犯罪対策課 結城武志 課長補佐「乱用者の多くは若年層と言われる30歳以下の若者で、中には高校生も含まれていました」

県警察本部で大麻など薬物がかかわる事件の捜査を行う組織犯罪対策課です。

薬物関連で逮捕される容疑者の年齢や薬物の傾向に、変化を感じ取っていました。
以前の主流は、容疑者は40代以上。薬物は覚せい剤に絡んだものでした。
しかし近年は、容疑者が10代・20代の若者たちにシフトし、使われる薬物も大麻が多くなっています。

去年、県内で禁止薬物に関連し逮捕された19人のうち半数が大麻に関わるもので、そのおよそ8割が30歳未満の若年層でした。

県警本部 刑事部組織犯罪対策課 結城武志 課長補佐「実際の事件では、若年層は末端の大麻乱用者にとどまらず、若者が密売に加担している実態が判明し、県内においても若年層へ違法薬物がまん延している状況」
