屋根の雪下ろしはヘルメットをつけ、命綱を使い、2人以上で行うことが推奨されています。しかし、街の人からは、命綱を活用しづらい理由が聞かれました。

買い物客「命綱を付ける場所がないでしょ」

命綱をつける設備がない住宅が多い現状があります。

村山総合支庁 連携支援室 伊藤拓真 主査「推奨しているのは屋根の上に命綱をとめるアンカーというもの。アンカーを付けていただいて命綱を結んで転落事故防止につなげることが一番」

アンカーは屋根に直接取り付けられるもので、強い力にも耐えることができる設備です。

これを使って命綱を結びつけることで雪下ろし中に転んでしまっても、転落することなく身を守ることができるということです。

取り付けるためには費用が掛かりますが、リフォームに対して支給される市町村の補助金の対象になっていて、県では活用を呼び掛けています。