今シーズン、山形県内では今月17日までに雪下ろし中の事故など雪害事故が25件起きています。

こうした中、尾花沢市できょう、安全な除雪や雪下ろしを呼びかける啓発活動が行われました。

雪害事故を防ぐための注意点を聞いてきました。

きょうは県の職員などが尾花沢市内のスーパーで訪れた人にチラシやティッシュを配り、安全に除雪や雪下ろしをするための方法を呼びかけました。

毎年この時期は、転落や転倒など、除雪中の事故が増えることから、県では今月10日から来月9日までを「雪害事故防止強化月間」としています。

買い物客「必ず二人で(除雪作業)をしている。機械を操作する人と私が周囲を見ている」

買い物客「自宅の屋根が平らなので2メートル以上積もったら業者に頼むようにしています」

皆さんそれぞれの形で気を付けていますが、それでも起きてしまうのが雪害事故。

特に注意が必要なのが転落事故です。

村山総合支庁 連携支援室 伊藤拓真 主査「屋根からの転落事故とか梯子からの転落事故というのが半数以上になっている」

今シーズン県内で起きた雪害事故は25件。最も多いのは屋根の雪下ろし中の転落事故で13件あり、半分以上を占めています。