富山市は1日、被災者支援などのために2023年度の一般会計で12億6800万円あまりの補正予算を専決処分したと発表しました。このうち10億7000万円あまりが能登半島地震の対応です。

新たに市単独の被災者生活再建支援金として、損害割合が10%台の「準半壊」の住宅に対し最大50万円を支給します。

漁業被害に対しては、地震で使えなくなった水橋漁港の荷さばき所の代わりに仮の荷さばき所を設置する費用や、ホタルイカ漁の定置網に使う漁具への支援として6500万円を盛り込みました。

能登半島地震対応の富山市の専決処分は2回目です。