能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市に向けて富山県の緊急消防援助隊が10日出発しました。

富山県 新田知事:「被災者の皆さんの命と生活をしっかり守る使命を果たしてきてください」

派遣されたのは、富山県内の消防でつくる県緊急消防援助隊のあわせて73人で、10日午後石川県の珠洲市に入り活動を行います。

具体的な活動内容や期限は決まっていませんが、瓦礫や土砂の撤去、倒壊した家屋にいまだ取り残されているとみられる人の捜索を行う見込みです。

富山市消防局 高度救助隊隊長 松原大輔さん:「まだ安否不明の方が複数いらっしゃると聞いております。被災された方々の心に寄り添って被災地で求められる任務を全うして参りたいと思います」