地震により船着き場が陥没するなどの被害が出た氷見漁港では5日、1日遅れの初競りが行われました。ブリの水揚げは1800本を超える大漁となっています。

全国的に人気の「ひみ寒ぶり」。水揚げの拠点として知られる富山県の氷見漁港では5日、1日遅れの初競りが行われました。

氷見市では1日の地震で震度5強を観測。氷見漁港でも船着き場が陥没するなどの被害が出たため、4日に予定していた初競りを1日遅らせました。

氷見漁協によりますと、5日に水揚げされたブリは1817本と大漁です。

仲買人によりますと、浜値は1キロおよそ1000円から3000円ほどだったということです。

仲買人 浜井祐雄さん:「やっぱりこういう震災なのでおはらいとかは一切なし。ぶりは大漁(記者:うれしいですね)そうそう」