県内のお雑煮はどうやら4種類…
取材をもとに、お雑煮の具を地図にしてみました。

県東部の沿岸部は、『魚』。富山市など県東部の内陸部は、『すり身やエビ、野菜など具だくさん』、県西部の沿岸部は、『肉』。県西部の内陸部は、『モチとネギだけ』などのシンプルなもので、大きく分類しても4種類あることが分かりました。

そこで、『シェフごはん』というサイトで県内のお雑煮レシピを掲載している『覚右衛門(かくえもん)』の店主、高畠(たかばたけ)さんに、作ってもらいました。

『覚右衛門』店主 高畠文夫さん:「こちらはですね、砺波地方に伝わるお雑煮になります」「こちらは富山市内に伝わるお雑煮になります」

小西アナウンサー:「こんなに違うんですね」

『覚右衛門』店主 高畠文夫さん:「雑煮は郷土食の強いお正月の料理」
小西アナウンサー:「京都出身なんですけど私もシンプルなものだったので、親近感がわくというか似ているなと思うんですけど、こちらのお雑煮はほんと具だくさんで豪華ですよね。エビも乗ってますよ」
県西部に伝わる、お餅が主役のシンプルなお雑煮と。富山市で伝わるエビやすり身、鶏肉、野菜まで入った具だくさんなお雑煮です。
小西アナウンサー:「いや具だくさん!ほんと豪華ですね。エビも乗ってますよ」「具だくさんなだけあってエビだったりすり身のうまみがしっかりしみ出てますね。お出汁は一緒ですけど他のうまみがこっちはより一層出ていて、コクが増している気がします」