弁護側「被告は女性の苦しみを知り罪に向き合っている」
弁護側は、「被害者供述に基づいた検察側の主張は不合理な点が多い」と指摘しました。
当時の被害者の飲酒量や時間が経っていることなどから“被害者の記憶が変遷している可能性がある”といい、「不確かな事実に基づいて重い刑罰が科されることはあってはならない」としました。
また、森田被告の再犯の可能性については、前科前歴がないことや、マッチングアプリは不倫相手を探すためで、姦淫目的ではないと主張しました。
森田被告は逮捕時、容疑を否認していましたが、被害に遭った女性の苦しみを知って罪に向き合うことにして、真摯に反省しているとしました。謝罪文を書き、被害弁償として300万円を用意したともいいます。
弁護側はこうした内容にふさわしい量刑にしてほしいとして、懲役4年を主張しました。
森田被告は裁判長から最後に何か言うことはないか尋ねられると…