公開中の映画「ゴジラ‐1.0」が、日本の戦時下と戦後を時代背景に制作されたことが注目されています。人間の「生きる意味」を考えてほしいとする制作サイドの意図が見て取れます。
1941年(昭和16年)日本時間の12月8日未明、旧日本海軍がハワイ・真珠湾にあるアメリカ海軍の基地を攻撃しました。太平洋戦争が始まった日、最年少で戦死した飛行兵は富山県出身でした。彼が戦死するまでの短い人生を本にまとめた男性が、命日の慰霊を続けています。それは、少年兵の “生きた証”を未来につなぎたいとの思いです。(2021年12月8日放送当時のまま一部再構成しています)

富山市の元中学校教師、橋本哲さん。12月8日に訪れたのは、17歳の若さで戦死した、ある少年飛行兵の墓です。

元中学校教師 橋本哲さん:「友治、1年ぶりにお参りに来ました。去年も友だちと一緒に来たけど雨だったね。天気が悪かった」

日本時間の1941年12月8日、日本海軍はハワイ・真珠湾のアメリカ海軍基地を攻撃しました。