11月26日は「いいふろ」の日。富山県入善町では町唯一の銭湯「観音湯」がリニューアル3周年を迎え、地元の人などが湯浴みを楽しみました。

入善町唯一の銭湯「観音湯」は26日、オープン前にもかかわらずお店の前には人だかりが…そのわけとは?

子ども:「おもち」

そう、お目当ては「おもち」26日は観音湯がリニューアルオープンして3周年の記念日でした。

合同会社「善商」 浜田雅弘代表:「皆様の御愛好感謝いたしまして、ささやかなながら餅を撒かせていただきます」

子どもたち:「13個!」「あした食べる」「いつもコーヒー牛乳飲むのが最後の楽しみ。きょう観音湯入ります」

女性:「週2回から3回来ています」
「だいたい顔なじみの方いるからお話しするんです」

廃業した銭湯を復活させたいと、入善町の若手経営者らでつくる合同会社「善商が運営に名乗りを挙げ、3年前に再出発した観音湯。富山県内でも珍しく薪でお湯を沸かしていて、お湯の柔らかさが特徴です。

ところが…直火を扱う過酷な労働ゆえに、今年に入り従業員3人が退社。一時、営業を続けることができなくなったこともありました。

その後、新たな従業員を迎え3周年を迎えたこの日。新たな取り組みも始まっていました。