富山県高岡市内の公園にあった重さ300キロのブロンズ像が盗まれました。警察が窃盗事件として捜査しています。

盗まれたのは高岡市伏木国分の太田雨晴地区(おおたあまはらしちく)に受け継がれる「もみじ姫伝説」という伝承をモチーフにした高さ2メートル30センチ、重さ300キロのブロンズ像です。

高岡市によると、先月29日の夕方に匿名の男性から通報があり、職員が公園を確認したところ、ブロンズ像がくなくなっていました。

先月25日に公園の除草作業をした人がブロンズ像を確認していて先月25日から29日にかけて、盗まれたとみられています。

地域の住民:「よくとっていきましたよね」「もっと道沿いにあると思ったらこんなところに、どうやって持って行ったんだろう」

現場は、国道415号近くにありますがブロンズ像が設置されていた場所は国道からは見えず、周辺の木が折れていたということです。

高岡市によりますと人力では動かすことは難しく重機などを使って運び出した可能性もあり、高岡市はきのう警察に被害届を出しています。