施設から高齢者を守る対策は…
職員:「こういう風に行くと。ピンポン」
通称“徘徊センサー”。誰か外に出ようとすると警報が鳴り、職員に知らせる仕組みです。

さらに…
職員:「これが踏めばなるタイプ」
福祉器具業者:「立ち上がろうとして足を下ろします。するとこういう風になります。そして鳴ったなら今1番が鳴っているので、この1番がどこの部屋か分かれば駆けつけることができる」

徘徊の恐れがある高齢者の部屋にはセンサーマットを設置。行方不明をなくすため二重の対策をしています。

アポケアとやま 藤井代表:「最低限の設備は設置せざるを得ない。1人1人がみんな違うっていうことで1パターンの対応の仕方ができない、個別にしなきゃいけない。やはり命がかかっているというところで責任の重さっていうのはひしひしと感じます」

必要以上に鍵をかけて外に出られないようにするわけにはいかないので、施設側は知らない間に外に出ないよう様々な対策を強めています。
一方、自宅にいる高齢者を守るにはどうしたらいいのでしょうか?

いまも用水路に転落して亡くなる事故が後を絶ちません。