能登半島を震源とする地震、その群発活動は2020年の秋ごろから始まり、今回もっとも大きな揺れとなりました。ただ、専門家は今後も続く可能性が高いと指摘しています。

長年、富山や石川の地震について研究する竹内章・富山大学名誉教授は、「能登地方を震源とする地震は今後も続く」と指摘します。

富山大学 竹内章 名誉教授:「地殻変動って呼んでいるものですが、その動きが以前と変わっていないので、続いている。今回(震度が)大きかったとはいいながらも、これからも同じような大きさの地震が起きる可能性のほうが高いです」「今までの群発活動では一番大きかったんですけど、能登半島で起きる地震のなかでは、それほど大きい地震ではないです」「能登半島ではそれくらいの規模の地震が起きても不思議じゃない場所なんです」

記者:「これからも(能登地方を震源とする地震が)起きていく可能性が高いのでしょうか?」

富山大学 竹内章 名誉教授:「まだまだ続くということを考えておく必要があると思います」