警察は啓発するだけ、お願いするしかない…

JAFによる自転車転倒事故の実験。

子どもの頭が地面に打ち付けられた際の脳への衝撃はヘルメットの有無でおよそ3倍に。着用していたかどうかで、頭部の損傷リスクに大きな差があることがわかります。

県警によりますと、県内の自転車事故で過去5年間に亡くなったのは26人、このうち23人がヘルメットを着用していませんでした。

県警はヘルメットの着用を、ポスターなどで周知していますが、努力義務であるため、4月1日以降、ヘルメットをかぶっていない人を取り締まることはないということです。

富山県警交通企画課次席 横井貴鴨警視:
「自分の身を守るために大人も子どももヘルメットをかぶるよう努めていただきたい」

ヘルメット着用は、自分の身を守るための判断。警察はあくまで啓発し、お願いするしかないと話します。