富山県氷見市で開催されている春の全国中学生ハンドボール選手権。準々決勝まで行われました。富山県勢、勝ち残ることはできたのでしょうか?
氷見北部は3回戦で福岡のクラブチームLILAC・KINGSと対戦。
白のユニフォームの氷見北部は序盤、26日27日とチームで最多得点を挙げているエース・小坪夏星主将が徹底的にマークされ、流れをつかむことができません。
しかし、全国制覇を目指す氷見北部は小坪主将だけではありません。マークが集まったところを手薄になったサイドから攻撃をしかけ、じわじわと点差を詰めると前半15分。
小幡心菜選手の速攻で同点に。さらにこれまで封じ込められていた小坪主将が勝ち越しゴールをきめると試合は完全に氷見北部のペースに。
後半に入ると勢いに乗った小坪主将の5連続得点などで相手を引き離し、26対17で準々決勝に進みました。
氷見北部中学校 小坪夏星主将:
「最初のほうは相手の流れで速攻でやられてしまって、でもその速攻を修正して切り替えて自分たちのペースで試合をして、いっぱい速攻で点数とれてよかったです」「自分たちの持ち味が出てこれだけ点数が開いたので次も頑張りたい」
一方、黒のユニフォーム男子西條は山口代表・岩国と対戦。
両チーム徹底した守備で序盤はロースコアのシーソーゲームに。しかし、西條は相手の流れに対応できず徐々にリードを広げられます。
5点ビハインドで折り返した後半。西條は、持ち味の速攻で反撃に出ますが差を縮めることができず、惜しくも3回戦で姿を消しました。
そのほかの試合結果です。女子の氷見西條は、3回戦で熊本代表に敗れました。3回戦を勝ち進んだ女子の氷見北部ですがさきほど準々決勝で兵庫県の望海中学校に負け県勢は姿を消しました。