開放的でにぎやかな図書室…休み時間の遊び場をめざす

舟橋小学校の図書室…。あやとりや折り紙。休み時間の子どもたちの遊び場のようです。

子ども:「何、検索したい?」

中には本を探す子どもの姿。実はこの検索用機械。他の小学校の図書室にはない特別な機能があるんです。舟橋村立図書館館長の高野さんに聞きました。

舟橋村立図書館 高野良子館長:「小学校にいながら子どもたちがうちの図書館を検索が出来る、相互に検索が出来るっていうシステムを(令和)4年度に作り上げました」

検索システムOPAC。これは図書館と小中学校の図書室の蔵書を一度に検索できるシステム。小学校では県内初の試みです。

子どもたち:
「(OPAC)あれ入ってほんと便利になりました」
「検索しやすくなった」
「(読む量とか増えた?)増えた」
「調べもののときに借りるようになった」

図書室の蔵書では検索結果1件だったものが、全体で探すと145件に。

舟橋小学校司書 佐伯香月さん:
「図書館とか中学校とかだけじゃなくて、ここにある本を検索して、自分が知りたい情報にアクセスする力みたいなものが少しずつついてきているかなと思います。自分が読みたい本以外の本を検索することによって色んな本を読むきっかけになってくれたらいいなと思います」

舟橋小学校司書 佐伯香月さん