素通り」を防ぐ…条件付き助成の中身

富山県の9月補正予算に盛り込まれたのが「富山高山交通事業創出事業」です。富山空港から高山市等へのタクシーやレンタカーの利用料金を助成する事業で、空港路線の維持・活性化を狙ったものです。

ただ、井上議員からは「富山県を素通りされては、県民の税金を投じる意味がない」という率直な懸念も示されました。

これを受けて知事は、助成の要件を大きく見直す方針を表明しました。

【富山県 新田八朗知事】
「タクシー利用料金の助成にあたり、空港から直接高山へ向かわれるケースは除くことにしたいと考えます。具体的には、利用の要件を搭乗の翌日からの1週間以内として、県内での滞在時間の増加、またそれに伴う消費の拡大を促します」

さらに、タクシーの乗車場所を県内全域へ拡大することで、事業効果を県全体に波及させる狙いも示されました。井上議員は「たくさんの県民の皆さんがモヤモヤしていたものが、すっきりしたんじゃないか」と応じ、前向きな評価を示しました。