「富山・飛騨」を一つの観光広域連携へ

こうした交通整備の議論と並行して、観光面での広域連携も焦点となりました。立山黒部や世界遺産五箇山、白川郷、飛騨高山を結ぶ広域周遊ルートの構築について、山下観光推進局長は次のように語りました。

【山下観光推進局長】
「高山、白川郷などインバウンドのニーズが高い地域と、立山くるべや世界遺産五箇山など本県が誇る観光拠点を結び、広域周遊・滞在の促進を図ることは、インバウンド需要を本県に取り込む上で大変重要でございます」

現在策定中の第四次観光振興戦略プランの骨子案でも、今後5年間の方向性として「立山黒部・世界遺産五箇山・富山湾を核とした周遊滞在の促進」が掲げられています。また、「富山・飛騨広域観光交通協議会」(仮称)のような県境を越えた協議体の設立も提案されました。既存の強化促進同盟会や飛越の経済観光都市懇談会との連携も含め、共同プロモーションや共通周遊パスの発行、国補助金の共同申請といった取り組みが今後の課題となっています。