1階は浸水…畳は「全部捨てた」
廣野辰徳さん
「こんな感じですわ」「だいぶ集まったけど」「全部流れてきた。そこの川が氾濫してここに(わらくずが)溜まったみたいな」「泥水だからめちゃめちゃ臭いんですよ。なんでうちのもんじゃないがにこんなに片付けないといけないって話やけど。だるみたいな」

近くを流れる用水路が氾濫し大量の泥水が流れこんできたといいます。
廣野辰徳さん
「ここまで、水(がきた)。線ついてるでしょ」

先月27日、市内を襲った記録的豪雨。市内では住宅1棟が全壊したほか多くの住宅が浸水するなど大きな被害が出ました。

廣野愛さん
「(先月27日の午前)3時くらいに外を見たら旦那の車がもう下がドアに(水が)かかるかかからんかぐらいで起こしたんだよねもうヤバイヤバイってなって。そしたら(水が)一気に上がってきた感じ。そこから先は早かったですね」
自宅の床上まで押し寄せた泥水。中学生の子ども2人と近所の家に避難して自宅に戻れたのは2日後のことでした。

廣野辰徳さん
「(床)下を乾かしてるんですよ。中を乾かしてるんですよ。ドブ水なので乾かして消毒してから(床を)張り替えんなん。こっちは畳の部屋だった。ここ畳だった。6畳かな」
記者:畳はどうされたんですか?

廣野辰徳さん
「捨てましたね。全部」
発災以来家の片付けに追われた2週間。いま、切に願うのは当たり前だった日常を取り戻すことです。

廣野愛さん
「まだ心痛いとか悲しいとかそういう感情はそんなにないよね」「なるべく日常の生活を2階でできるように整えるのに必死。いまやっと2階が片付いてきて生活できるので家の周りのことが気になりはじめたっていうのがきょうですかね」「いままでみたいに休みにどこか遊びに行こうか旅行行こうかって考えられる日常に戻ってくれたらうれしいかな。いまはそれどころじゃないので。そういう日に戻る日が1日でも早ければいいなと思ってます」

冷蔵庫は水に浸かって壊れ6畳間の畳もすべて処分を余儀なくされました。これまでに経験したことのない大雨による災害。廣野さんは、中学生の娘の心のケアにも不安を募らせています。
廣野愛さん
「中学生なのに『抱っこして』と言ってきたりして……子どもの様子がとても不安です」










