「きょうも安全に生きているか」を大切に
こうした直前の備えの一方で、長妻医師が最も大切な予防に挙げるのは、もっと日常的なことです。
困ったら相談していい、安心して自分の意見を言える――そのような家庭の空気を、ふだんからつくっておくことだといいます。
長妻医師
「新学期を楽しみにしている子どももいれば、とても苦しんでいる子どももいます。『学校へ行けるか』ではなく、『その子がきょうも安全に生きているか』を一番に考えてほしい。『あなたの味方だよ』と言ってくれる大人が一人いることが、命を守る大きな力になります」
助言よりも、日々の何気ないやりとりと、気持ちを安心して話せる環境。
それこそが命を守るのだと、長妻医師は繰り返します。










