夏休みも終わりに近づきました。まもなく始まる2学期を前に、いま親にできることは何か――。長期休暇が明けるこの時期は、学校に戻ることへの不安から子どもが追い詰められやすく、1年のうち子どもの自殺が最も多いのも9月です。「9月1日問題」とも呼ばれるこの時期を前に、始業式の直前でもできる備えを、精神科医に聞きました。

始業式が目前に迫ったいま、家庭でできる最も具体的な備えは何か。

精神科医の長妻渉医師がまず挙げたのは、休み中に乱れがちな生活リズムを戻すことでした。

精神科医 長妻渉医師
「乱れている場合は、朝起きる時間を一定にして、朝日を浴びること。そのうえで、朝に15分程度の散歩をするのがおすすめです」

ポイントは、起きる時間を休日の感覚に任せないこと。

学校が始まってからのスケジュールに合わせておく方が、体のリズムは戻りやすいといいます。

とはいえ、連日の暑い日が続き、日中に外を歩くのが現実的でない日もあります。

長妻医師は、無理に炎天下に出る必要はないとしたうえで――

長妻医師
「散歩でなくても、家の外の室内で過ごすだけでもいい。カフェのような場所で気分を変えるのもいいと思います」