集団になじめぬ幼少期と重なるいじめー「なぜ自分だけが」
弁護側の冒頭陳述によると、被告は保育所時代から集団行動になじめず、運動会の入場行進に参加したくないと動かなくなったり、カマキリがつかまえられず機嫌を損ね、校外学習に行かないと学校に残ったりするなど、特定の行動に固執する傾向がありました。小学校高学年になると周囲になじめず孤立し、「ズボンを下ろされる」などのいじめを受けるようになります。

中学生になっても、同級生から「死ね」と机に落書きされるなどの嫌がらせを受けていました。特に被告の心に深い傷を残したのが、同級生のシャーペンを折った出来事でした。相手からのちょっかいが原因であったにもかかわらず、「なぜ自分だけが怒られるのか」と激昂。このトラウマを突然思い出しては、「死にたい」と泣き叫び、運転中の母親を突然殴打したといいます。










