いよいよ、サンマの季節です。8月10日に解禁される大型船のサンマ漁に向け富山県内からも漁船が出港しました。一方で豊漁となった去年とは一転、今年の推定分布量は去年の4割以下と厳しい見通しとなっています。

乗組員の孫
「元気で帰ってきてください」

乗組員
「はいよ!ありがとう!」

乗組員の家族
「行ってらっしゃい!」

サンマ漁へと出港したのは魚津市の中島漁業が所有する「第八珠の浦丸」です。解禁日の今月10日から12月上旬までの4か月間、北海道根室市の花咲港を拠点に漁を行います。

6日は出港に向けセレモニーが行われ、関係者や乗組員の家族らが安全と豊漁を祈願し見送りました。

国の研究機関水産研究・教育機構によりますと、去年のサンマの漁獲量はおよそ6万5千トンと前の年より1.6倍あまり増加しました。

一方で、今年のサンマの推定分布量は、去年の4割以下となる42万9000トンで、調査を開始した2003年以降で最も低い数値となり、ことしの漁への影響が懸念されます。

一足早く先月8日に解禁された流し網漁。初物サンマの最高値は去年の88万円を上回る1キロ111万2000円!

札幌市内のスーパーでは1匹20万円で販売されました。

消費者
「びっくりです。どなたが買うのかなって。手が出ないですよね、食べたいですけど」

ここ10年ほど漁獲量の少ない年が続いていているサンマ漁。海水温の上昇に伴い漁場が沖合にずれ込み、操業にかかる日数が増えたことが漁獲量減少の要因のひとつだとされています。

中島漁業 中島泰成社長
「去年の予想も資源量は低調という中で、久しぶりの6万5千トンという数字になりました。今年も今のところ低調という予想ですけれど、あくまでも予想ですので、実際に行ってやってみて、獲れれば良しと思っております」

水揚げされたサンマは、9月中旬から県鮭鱒漁業協同組合の直売所で販売される予定です。