被害を最小限に食い止めた「結(ゆい)」の精神
迅速な連携の甲斐あって、建物内部にある貴重な展示物などへの影響は最小限に抑えられました。

瑛翔くんの祖父・中島慎一さん: 「日々の訓練をやってることが今回生かされたなと思っています。いざという時にその訓練の賜物で、小さい火事で終わったなと。 本当にみんなで助け合って、『結』の精神で教え合いながら…集落一丸となって消火活動をした形です」

合掌造りの屋根の葺き替えなどを、住民総出で助け合って行う五箇山伝統の「結」の精神。日頃からの備えと、いざという時に一丸となって動ける地域の強い絆が、世界に誇る文化財を危機から救い出しました。
消火活動のスタートとなる非常ボタンを押した瑛翔くんは…。
中島瑛翔くん: 「この村の人がボタンを押して、放水銃を開けて水を出したりする訓練をしていたし、役に立ててよかったなと思ったし、けが人がいなくて安心しました」

31日に行われた実況見分により、資料館「塩硝の館」のかやぶき屋根など約17平方メートルが焼損したことがわかりました。南砺市などによりますと、屋根の修復作業中に多数のハチが出現したため、作業員が害虫駆除スプレーと電気ラケットを使った際、かやぶき屋根に引火したのではないかとみられています。











