富山県南砺市内に2つある公立病院の再編について、南砺市議会の検討委員会は24日、急性期医療機能をもつ病院の選定について8月いっぱいをめどに方向性を決める考えを示しました。

南砺市の病院再編をめぐって、市は井波地域の南砺市民病院へ手術や救急機能を集約し、福光地域の南砺中央病院を高齢者の回復期や慢性期治療の拠点とする方針を示しています。

しかし、手術や救急などの急性期機能をどちらの病院へ残すかをめぐり、住民や市議会の中で意見の対立が続いています。

24日の市議会の検討委員会では、将来的な建物の改修費用などのコスト面をめぐり議論が交わされました。
南砺市議会 榊祐人議員
「(南砺市民病院の)中央棟と西棟も27年後には改修しなくてはいけないですよね。今後のトータルコストを考えたら、中央病院に(急性期医療を)集約したほうが安く済まないですか?」

これに対し市側は、将来的に医療需要が減少することを見越した試算であると説明し理解を求めました。
検討委員会は8月いっぱいをめどに、急性期機能をどちらの病院へ残すか委員会内での意見をまとめる考えを示しました。

石川弘委員長
「時期的には8月いっぱいを目途に議会としての方向づけをする必要があるかなというふうには考えています。南砺市がこうやって1年以上をかけて議論している内容がこのあたりで少しは、委員会としてのケリをつけるタイミングにきているかなという考えでございます」











