ブームの歴史と現在のトレンド。なぜ今「無調整豆乳」が選ばれるのか?

第4次ブームのキーワードは、無調整とたんぱく質。栄養面ではどのような特徴があるのでしょうか。

富山短期大学食物栄養学科の伊藤陽子教授は、「牛乳も豆乳もタンパク質量はそれほど変わらない」と話します。

一方で、牛乳は動物性、豆乳は植物性の飲み物で、成分には違いがあります。

コレステロールや脂質を抑えたい場合は豆乳、カルシウムをしっかり摂りたい成長期の子どもには牛乳がおすすめだといい、「それぞれの特徴を理解した上で使い分けてほしい」と呼びかけています。

豆乳には、大豆と水だけで作られる「無調整豆乳」、砂糖や塩などを加えた「調整豆乳」、さらにコーヒーやココアなどで味付けした「豆乳飲料」の3種類があります。

豆乳の中でも、第4次豆乳ブームをけん引しているのが「無調整豆乳」です。

無調整豆乳は大豆固形分が8%以上で、大豆と水だけで作られています。3種類の中では最も大豆の成分濃度が高く、たんぱく質や大豆イソフラボンなどを効率よく摂ることができます。

また、コップ1杯あたりで比べると、調製豆乳よりカロリーを抑えられ、健康志向の人たちからも支持を集めています。