事実上の封鎖状態が続くホルムズ海峡。イランへの攻撃後、日本向けの船としては初めて、出光興産の原油タンカーが海峡を無事に通過したことが明らかになりました。
中東・ホルムズ海峡でスタートし、広いアラビア海に進みつつある赤い点。出光興産の原油タンカー「出光丸」の位置を示すものです。船舶情報サイトの「マリントラフィック」によれば、行き先は「名古屋」。
イラン国営メディアは「200万バレルの原油を積んでいて、海峡通過はイランの許可を得たもの」と報じていますが、関係者によりますと、日本から乗船していた3人の乗組員の健康状態は問題がないということです。
高市総理も先ほど、SNSへの投稿で「日本関係船舶1隻がペルシャ湾外へ退避した」としたうえで…
高市総理(SNS)
「あらゆる機会を捉えて、イランに対して、働きかけを行ってきています。私自身も、ペゼシュキアン大統領に対して、こうした我が国の立場を申し入れました」
イラン攻撃以降、初とみられる日本向けタンカーの通航の裏には、外交努力があったことをアピールしました。
そもそも長らく友好関係にある日本とイランですが、「出光丸」の状況がまだはっきりしなかったけさの時点で、日本にあるイラン大使館は突然、こんな発信をしていました。
駐日イラン大使館(SNS)
「出光興産が所有する『日章丸』の歴史的な任務は、両国間の長きにわたる友情の証だ」
1953年、イギリスの海上封鎖をかいくぐりイランから原油を運んだ「日章丸」に触れたうえで、「そのレガシーは今日においても極めて大きな意義を持ち続けている」としていたのです。
とはいえ、ペルシャ湾には日本関連の船が依然、41隻残されているとみられます。
トランプ大統領が側近に長期的な封鎖に向けた準備を指示したとも報じられるなか、一刻も早い対応が引き続き求められています。
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