“ナフサショック”は住宅現場にも

原因は、石油を精製する過程で得られる「ナフサ」。
アメリカとイスラエルのイラン攻撃をきっかけに、原油輸送の要衝だったホルムズ海峡が事実上封鎖され、国内ではあらゆる業界で「ナフサ」の供給不安が広がっています。
太平ハウス・ラボ 小池英樹社長
「今はナフサショックです。製品価格のお願い、受注制限のお願い、受注ストップのお願いが毎日流れて来てます」

中東情勢の影響を受けて3月末から、会社には、住宅資材のメーカーや問屋から断熱材や基礎パッキン、屋根の雨漏り防止シートなど、ナフサを原料とするさまざまな資材の受注ストップや値上がりの連絡が届いています。
一見、ナフサ由来に見えないこちらの換気フードも――

太平ハウス・ラボ 小池英樹社長
「物はスチール、鉄なんだけどもこの上に塗装塗っているんだけど、さびないようにね。その塗料が入ってこないんで出荷制限、受注制限にかかってると。すべてがそろって家は出来てくるんで、これが一個なくても施工ができることもあれば、施工の段取りを変えてね。だけどこれがないと施工ができないものがあるわけね、そこはいろいろこういったものを見ながら四苦八苦しているということですね」
太平ハウス・ラボでは現在、納期がわからない資材の工事を後回しにするなど、できる限り住宅の完成に遅れが出ないよう調整しています。
また、「ナフサ・ショック」の影響は、今後の新築住宅の受注にも及んでいます。
太平ハウス・ラボ 小池英樹社長
「見積もりは出せないですよね。値段が上がっていくらになるのと。価格がわからないので。1月の価格を入れていいの?と。じゃあ今4割アップ5割アップしました。本当にお客さんが建てる時元に戻っているかもしれないし、そこは微妙なところだよね」
小池社長は、中東情勢が住宅業界に与える影響がこれほど大きいとは考えていなかったといいます。
太平ハウス・ラボ 小池英樹社長
「我々にしたら資材がなくなるっていうのは考えたこともなかった。資材は注文すれば入ってくるという頭しかなかったんだけど。戦争が終われば、ちょっと落ち着くのかなと思ってみたり、すべてはトランプさんとイラン次第ですね」










