飛行機内でモバイルバッテリーの発火が相次いでいることを受け、あすから機内での利用や持ち込みに関する新しいルールが適用されます。どういった内容なのでしょうか。

私たちの移動手段の一つ、「飛行機」。旅行やビジネスなど様々な目的で使われるなか、多くの人が携帯しているのがスマートフォンなどの充電に使う「モバイルバッテリー」ですが、近年、「モバイルバッテリー」による事故が相次いでいるのです。

去年1月の韓国・釜山。離陸前の飛行機で火災が発生しました。

この火災で乗客・乗員あわせて176人が避難し、3人が軽いけがをしました。

これは機内で撮影された写真。韓国事故調査当局による調査では、モバイルバッテリーから発火した可能性があると指摘されています。

同様の事故は日本でも。

去年10月、沖縄・那覇を離陸した全日空機の機内で、乗客が持っていたモバイルバッテリーから煙が出ました。隣の席の乗客が持っていた飲料水をかけ、出火は免れたということですが、大事故につながる可能性もありました。

こうした事態を回避するために国交省は、あすから日本国内を発着する機内に持ち込むモバイルバッテリーに関するルールを変更します。

「モバイルバッテリーから他の電子機器への充電もお控え下さい」

これはあすから全日空の機内で流れる予定のアナウンスです。

ルールの変更により、機内でのモバイルバッテリーによる充電が禁止されます。

そして、モバイルバッテリーの持ち込みは1人2個までに制限。さらに、機内でモバイルバッテリー自体に充電することも禁止されます。

個数の制限とモバイルバッテリー自体への充電禁止に違反した場合は、罰則が科される可能性もあるということです。

乗客
「防げる事故は防いだ方が絶対いいと思うので賛成です」
「最近はエコノミークラスでも座席にUSBポートがあるので、それで足りると思う」
「仕方がないのかな」

安心して飛行機に乗るために新たなルールを守ることが求められています。