去年、大量出没したクマによる人身被害を防ごうと、富山県は23日、冬眠明けのクマが活発化する時期を前に対策会議を開きました。

富山県内では去年、クマの出没が過去10年で最も多い1059件、6人が人身被害にあいました。
また、ことしは冬眠明けのいわゆる「春クマ」の出没件数はすでに20件と、去年より7件多くなっています。

会議の中で専門家は、冬眠中に出産した親子グマは春先に特に活動が活発になる傾向にあると指摘しました。
そのうえで、例年はゴールデンウイーク前後に人身被害が発生していることから、特に山菜採りで山に入る際は、クマ鈴の携行はもちろん、頭部や顔を守るためのヘルメット着用などの徹底を呼びかけました。

富山県自然博物園ねいの里 間宮寿頼さん
「これから特に、山菜採りなどで人間がクマの生息域に入る機会が増えます。クマに遭遇する確率が高くなる時期ですので、人間側がしっかりと準備をして備えることが一番大切です」










