富山市出身の画家で鉛筆画の第一人者・木下晋さん(78)は、盲目の旅芸人や元ハンセン病患者の詩人など、過酷な人生を送ってきた人の内面世界を鉛筆だけで映し出してきました。そして、今、木下さんが向き合っているのは妻です。

一本のしわも逃さず線を重ね、鉛筆だけで描き出す人間のいのちの重み。

鉛筆画の第一人者として国内外で高く評価される画家・木下晋さん(78)。ふるさとは富山です。

鉛筆画家 木下晋さん
「鉛筆のもつ独自の美しさってあるんですよ。自分は北陸出身だから、モノトーンの世界の方が説得力があるんですね。感覚的に慣れているから」

鉛筆画家 木下晋さん
「10Hから10Bまで22段階の濃淡があるんですけども、それを使い分けているんですね。そうすると絵画と一緒のパワーが身につくわけですよね」