富山県警がことし認知した県内の特殊詐欺の被害額は1億3890万円あまりと去年1年間の被害額を大きく上回っています。


富山県警のまとめによりますと、ことし1月から先月末までに県内で認知された特殊詐欺は42件で、被害総額は1億3890万円あまりと去年1年間の被害総額3700万円あまりを大きく上回っています。


詐欺の手口としては「料金の未納がある」などとかたる架空料金請求が目立っていて、県警は被害のおよそ4割が直接対面での犯行であることから防犯カメラが被害の抑止と検挙のためにも有効だとしています。


また、被害者のほとんどが自分が被害にあうとは思っていなかったとしてお金の話が出たらまず詐欺と疑い家族や警察に相談するよう呼びかけています。