専門外の仕事と上司からの厳しい叱責で…

上田さんは2021年、タイに赴任していた息子の優貴さんを亡くしました。
当時27歳、初めての海外勤務でした。
優貴さんが勤めていたのは大阪市に本社がある日立造船、現在のカナデビアです。

赴任先は首都バンコクから南東に150キロの工業都市ラヨーンにある、ごみ焼却発電プラント。
優貴さんの専門は電気設計業務でしたが、現地では専門外の仕事と上司からの厳しい叱責で精神的に追い詰められ、自殺しました。
上田直美さん
「(電話で)息子の優貴さんが現場の方で転落して亡くなられましたという。なんか頭が真っ白になって。いつか夢から覚めるだろうと」
優貴さんの時間外労働は亡くなる直前の1か月間で149時間。

大阪南労働基準監督署は2024年3月、精神疾患発症による自殺として労災を認定しました。










