「信頼していなかった」「負け戦」冷静に戦況を分析

嶋田万祐子記者「こんにちは、チューリップテレビです。よろしくお願いします」
桂書房 勝山敏一さん「これが50人分の1人1人のデータ」
富山市の出版社「桂書房」の勝山敏一さん。
勝山さんは富山の聞き取り調査を本にまとめようと長年、この膨大な資料を調べてきました。
嶋田記者「これが80年前の富山市民の声です」
勝山さんが「声」を聞くのは初めてです。
勝山敏一さん
「いや、彼はすごく落ち着いているね。上層部の戦争のやり方は、全くお粗末だと思ってる人が、最後までやられるまでやるんだという意識だなっていうことはいくつかの質問でわかるんで」
男性(音声データより)
「やはりどこどこまでも、やるもんだということを思っていたもんだからですな」

男性は戦争に対する日本の強みを「上司に命令されたら従う」「肉弾精神」と答えています。
その一方、指導者の戦争のやり方を、「信頼していなかった」「負け戦だと思った」と冷ややかに見ていました。
戦時中は厳しい言論統制が敷かれていて、公に「負ける」と言うことは許されない時代でした。
男性
「新聞でもですな、ラジオでもですな、上の方からの指図によって放送したものであってですな。国民が知って悪いようなことを放送せんもんですからな」
勝山敏一さん
「戦争が始まっちゃうとどう考えていいかがわからなくなるんだね。非国民だという言葉がすぐ出る雰囲気のなかで結局は黙って従っていくっていうしかね」










