万葉ゆかりの地、富山県高岡市の二上山が不法投棄や土砂崩れ、案内看板の老朽化などで荒れています。地元・高岡市の人たちが、登山道を整備し、魅力ある山にしたいと奔走しています。

12月15日、富山県高岡市にある二上山。

富山トレイルランニングコミッション 
藤森暁 代表:

「こちらの木も倒木なんですけど、この木自体を切るのは大変なので、人が通れるくらいの高さまで木を切ったりして」


あちこちで倒木が登山道をふさいでいます。富山トレイルランニングコミッションの藤森暁さんは登山道の整備に取り組んでいます。

富山トレイルランニングコミッション 
藤森暁 代表:

「おそらく昭和40年とかに立った看板」


古い案内看板は、文字がよく見えません。二上山は、奈良時代に万葉集の編纂に関わった代表歌人、大伴家持が歌を詠んだゆかりの地として知られ、能登半島国定公園に含まれる自然豊かな山です。