“狭い歯並び” が「舌がん」の引き金
その背景には、現代人特有の「歯並びの縮小」があるといいます。
安藤歯科クリニック 安藤正之院長
「近年の場合、若年者の舌がんにおける原因歯がハッキリと特定できるケースが、東京歯科大学の口腔外科チームが2020年に発表した論文では9割にも上ります。つまり、噛まないために歯並びが小さく狭くなったことが、若い方の舌がん増加につながっていると推測できるのです」

たとえば、図のように、奥から2番目にある「6番」という歯の、尖った部分が繰り返し舌を刺激し続けた結果、舌がんを発症してしまうケースがあるといいます。
通常の炎症であれば2週間程度で治りますが、それ以上長引く場合は要注意。
安藤院長は、がんのできやすい場所について次のように指摘します。
安藤歯科クリニック 安藤正之院長
「舌がんは、舌の両脇の部分にできることが多く、舌の先端や中央部分ではあまりみられません。舌がんの患部は鏡を使って自分で見ることができますが、舌の裏側などの見えにくい場所にできることもあります」
自分で確認できる症状としては、「固いしこり」「ただれ」「動かしにくさ」「しびれ」などがあります。進行すると「痛み」や「出血」、「強い口臭」を伴うこともあります。










